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学生が基礎演習aで、第4次山形県環境計画へ向けた提言書をまとめました


学生活動

 基礎演習aとは、各教員の専門領域に根ざしたテーマに基づき、大学生活に必要な基礎能力を養うために開講される一年次の必修科目。今年度春学期に開講した樋口恵佳講師(専門;法学、国際法、海洋法)の基礎演習aでは、参加学生(荒木巧、小野倫太郎、金子大輝、寒河江杏奈、佐藤圭佑、佐東怜、竹内麗二、橘愛海、千葉翔太、佐藤寛太(学籍番号順))により、山形県環境計画に関する提言を行うことを演習の最終目標として演習授業が行われました。
 具体的には、学生たちは、第3次山形県環境計画<中間見直し版>第4章に記載された「重点プロジェクト」に沿ったテーマを選定し、山形県の取り組みなどを調査。9月8日(火)に行われた最終報告会では、学生一人ひとりが調べたテーマにおける課題および具体的な解決策の提言についてプレゼンテーションを行いました。

 テーマの一つ、重点プロジェクト2「再生可能エネルギー導入促進プロジェクト」では、「『山形県県民参加型再生可能エネルギー事業登録制度』に追加する形で「グリーン電気料金制度」を導入し、自然エネルギー普及のための原資とすること」や「電動で公道を走る『グリーンスローモビリティ』を導入し、再生可能エネルギーへの認知度向上をはかること」「電気使用量をデジタルで計測するスマートメーターを導入し、SNSでの発信効果を狙う」などの提言が出されました。再生可能エネルギーの活用のほかにも、循環型の産業振興や生物多様性の保全などで、「デポジット制度を導入する」「国際ボランティアやワークショップを県が主催する」「ドローンを使用して不法投棄の監視を行う」「緑の環境税の使い方を見直す」「生態系保全のための数値目標を設定する」など、さまざまなテーマに基づき提言が行われました。

 報告会は、山形県庁とオンラインで結んで行われ、県の関係課の方々が、学生が提言をまとめるうえで疑問に感じたことへの回答や、提言へのコメントもくださいました。

 7月頃の途中の授業では資料のまとめ方やプレゼンテーションもたどたどしかった学生たちが、最終報告会では、県の方々に向けて堂々とプレゼンしていて、成長した様子が伺えました。また、一県民として県の施策について深く考えたことは、とても良い経験になったと思います。ご指導していただいた皆様、ありがとうございました。

⇒学生たちがまとめた、第4次山形県環境計画に向けた提言書はこちらPDFファイル(1421KB)