道に迷っていた高齢女性を保護したとして、硬式野球部の3名（3年 広川俊也さん、2年 坂井汰我さん、2年 髙橋尚也さん）に酒田警察署長から感謝状が贈られました。

　硬式野球部の練習を終えて汗を流しに温泉に行き、運動部寮に戻ろうと車を走らせていた3人は、途中、暗がりでガードレールにつかまっている高齢女性を見つけたそうです。普段は人がいなそうな場所に一人でいる女性に違和感を覚えた3人は車を停めて、広川さんが「どうしましたか？大丈夫ですか？」と声をかけたそうです。女性が「道に迷っている」と答えたので自宅まで送り届けてあげようとしましたが、学生たちも酒田出身ではなく、無事に送り届けられるか不安に感じたため、酒田警察署に女性を送り届けました。

　5月27日（木）に酒田警察署で行われた感謝状贈呈式では、塚本憲明酒田警察署長から3人へ直接感謝状が手渡されました。塚本署長からは、「夜間だったので、（女性を）そのままにしていたら、事故に巻き込まれたりしたかもしれず、女性に声をかけた3人の判断?行動はとても立派だった。3人の行動に心から感謝したい」との感謝の言葉が贈られました。表彰状を授与された3人は、「女性が怪我することもなくて本当に良かった。今回、このような感謝状をいただけたことはとても嬉しく、これからも困っている人をみたら積極的に声をかけていきたい」と話しました。