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酒田市総務部危機管理課の方を講師に迎え、公翔セミナーを開催しました


イベント

 本学では、ドミトリー(学生研修寮)入寮学生を対象に、集団生活の過ごし方やインターネットトラブル、交通安全などさまざまなテーマでの講演会「公翔セミナー」を定期的に開催しています。
 7月21日(金)は、ドミトリー入寮生を中心に学生70名が参加。「災害に備える~生命と暮らしを守るために~自分の身は自分で守る」と題し、酒田市総務部危機管理課の伊藤様を講師にお迎えして開催しました。

 
 はじめに、地域の災害リスクや地震のメカニズムを解説。その後、地震災害に備え、津波から逃れる方法をお話しいただきました。また東日本大震災で被災した岩手県釜石市立釜石東中学校の生徒のインタビュー映像なども放映。崖が崩れ、津波が押し寄せる状況下で、どのように避難したかを拝聴し、防災について考えました。

 聴講した学生からは、「大学やドミトリー周辺の高台を調べることや、家の周りを歩いていろんな道を知ることから、速やかに避難できるように備えたい。そして同じドミトリーに住む人にも共有したい」とコメントしていました。

 伊藤様は、「津波から逃げるためには想定にとらわれてはいけない。避難する際はできるだけその時の最善の行動を取って、自分から率先して避難することを心がけて欲しい」と話していました。その他にもライフラインが止まった場合に備えて、飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておくことも大切だと学生に呼びかけていました。

 ドミトリーでは、入寮を希望した1年生(一部、先輩ドミ生を含む)が、ひとつ屋根の下で共同生活をしています。災害に対する備えは、備品を用意しハザードマップを確認するだけでなく、普段からコミュニケーションを大切にして仲間を知るということも、1つの“備え”ではないかと感じました。学生たちには、これからも気持ちよく生活できるよう、お互いを思いやりながら暮らしてほしいと思います。